古民家再生の5つのプロセス
1、古民家の持っている特徴を尊重する。
2、再生する古民家に相応する、本格的な工事であること。
3、無駄をはぶき、費用のかからない方法をとること。
4、新築同等に便利なものになること。
5、長持ちして、いつになっても飽きないものにすること。
これらは、古民家を造る時の基本姿勢であり、最小の経費で最大の」効果をねらう古民家再生の精神に一致すると思います。
古民家再生術
木は2度生きる。
日本には、「木は2度生きる」という考え方があります。
1度は生えている木。
2回目は、切り倒してからのもの。
木は切り倒してしても、呼吸をしています。死んでいません。木は生き続けるのです。
住まいに入りたての木は、赤ちゃんのように初々しさがあり、傷つきやすいが、人と共に暮らすとヒビが入ったり、曲がったり、変色したりしながら、時を重ね、落ち着きと風格がでできます。
長い年月を重ねた古材をを使うことが、古民家再生の重要なポイントです。
木は切り倒してから、徐々に強度を増していく、唯一の素材です。
檜は200年くらいが、最も強いのです。
コンクリートも、鉄筋も、集成材もできた時が最大の強度、後は下がるのみです。
建築工房えんどう代表 遠藤 智 1級古民家鑑定士 北海道で古民家鑑定は、えんどう工房。
本当の古民家と診断し鑑定されれば、鑑定書が付けらます。
あなたの古民家を活かすとき必要になるのが、耐震検査です。
これがないと、古民家カフェなどにするととができません。 耐震検査をまずしましょう。
古民家を活かす上でも、自然素材は欠かせません。 北海道で本物の古民家を活用したい方はご相談ください。
古民家鑑定士とは、厚生労働省認可財団法人職業技能振興会により、古民家の診断評価をすることを目的に創設された資格です。
北海道の古民家鑑定士は、築50年以上の日本の住宅で使われていた伝統的な構法(伝統構法)並びに在来構法を理解し、そこに使用される伝統的な資材に精通し、北海道の古民家で培われた北海道の気候風土に合った持続可能な住環境を次世代に継承していく為の知識と経験を兼ね備えなければいけません。
その為には、解体された古民家などの建物から産出される木材や瓦、その他の資材を建築分野において再活用するための専門的な知識を身につけ、持続可能な建築物の調査、再活用の提案を行う事を業とし、未来の子ども達に残すべき日本の住文化を守り、活かし、伝えていくことが大事です。
ユーザーに解りやすく伝え、古民家を診断調査し、古民家鑑定書を発行する業務を担います。
えんどう工房は、木、電気・設備すべてが分かります。
築50年以上の家に住んでいる方に、家の現状と今後のあり方を提案する国指定の免許を持った鑑定人です。安心してご依頼できます。
私は増改築相談員と電気・ボイラーなどの資格と工事実績もありますので私一人で住まいのことは全てがわかります。
建築工房えんどうにご依頼ください。
まずはお問い合わせか、またはお電話にてお申し込みください。
①鑑定の日時や待ち合わせ場所を決定します。鑑定には所有者の方か管理されている方の立ち合いが必要です。建物の所在地によっては交通費を申し受ける場合がございます。鑑定には約3時間かかります。
②鑑定を行います。鑑定日当日、古民家鑑定士が「古民家鑑定事前お客様確認書」に沿って、鑑定内容の事前確認を行います。内容をご確認頂いた後、古民家鑑定士がおよそ450項目を調査していきます。
③鑑定後3週間前後で古民家鑑定書をお届けします。家歴書や予防保全計画書もございますので大切に保管ください。
古民家再生は、住み手と共に」家の歴史を振り返り、過去の思い出や生活の断片を掘り起こし、その上にこれからの住まいを築く、そんな行為です。
そこには、なんだいにも渡る人々の思いや息づかいに触れることもできる。新築住宅とは大きく違うところです。
これが、家が本来持つ姿なのかもしれません。
実際の工事の流れ。
1、ビフォーアフターのように、家財の片付け。
2、電気‣給排水設備の撤去
3、屋根・床・壁の撤去
4、造作材「敷居・鴨井の撤去、骨組の構造材のみにする。
5、古材の良し悪しをチエックし、最終的方針をたてる。
6、建物に補強と基礎のやり直し、また補強をする。
7、基礎工事が終ったら、本格な工事に入る。
8、新たな、自然素材を加えて、後は新築と同じです。
1~7までが、古民家再生の特徴です。